第89回 平田俊子/川上未映子/司会・伊藤比呂美


第89回 声のライブラリー 

朗読 平田俊子氏、川上未映子氏
司会 伊藤比呂美氏
日時

2017年5月13日(土) 2:00~4:00

会場 日本近代文学館 ホール
定員 80名
受講券

2100円(会員1900円、学生1600円 )


平田俊子 (詩人)

朗読作品 『戯れ言の自由』 (思潮社 2015年)

1955年島根県生まれ。立命館大学文学部卒業。83年現代詩新人賞、98年『ターミナル』で晩翠賞、2000年 戯曲『甘い傷』で文化庁舞台芸術創作奨励特別賞、04年『詩七日』で萩原朔太郎賞、05年 小説『二人乗り』で野間文芸新人賞、16年『戯れ言の自由』で紫式部文学賞受賞。詩集に『(お)もろい夫婦』『手紙、のち雨』『宝物』、小説に『ピアノ・サンド』『私の赤くて柔らかな部分』『スロープ』、随想集に『低反発枕草紙』『きのうの雫』『スバらしきバス』などがある。舞台の台本も手がけ、戯曲集に『開運ラジオ』がある。

 

川上未映子 (作家・詩人)

朗読作品

『水瓶』 (青土社 2012)

『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』 (青土社 2008)

1976年大阪府生まれ。2007年『わたくし率 イン 歯ー、または 世界』で小説家デビュー。同年早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞受賞。08年『乳と卵』で芥川賞、09年『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で中原中也賞、10年『ヘヴン』で芸術選奨文部科学大臣新人賞および紫式部文学賞、13年『水瓶』で高見順賞、『愛の夢とか』で谷崎潤一郎賞、16年『あこがれ』で渡辺淳一賞を受賞。他の著書に『そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります』『すべて真夜中の恋人たち』『きみは赤ちゃん』などがある。

 

司会 伊藤比呂美 (詩人)

1955年東京生まれ。青山学院大学文学部卒業。78年第一詩集『草木の空』刊行。小説、エッセイ、古典の現代語訳、絵本など幅広い分野で作品を発表しつづけている。主な著書に『ラニーニャ』(野間文芸新人賞)、『日本の霊異ナ話』『河原荒草』(高見順賞)、『読み解き「般若心経」』『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』(萩原朔太郎賞、紫式部文学賞)、『木霊草霊』『女の一生』『新訳 説経節』『切腹考』など、編著に『石垣りん詩集』がある。