第84回 江代充/岩城けい/司会・小池昌代


第84回 声のライブラリー

朗読 江代充氏、岩城けい氏
司会 小池昌代氏
日時

2016年2月13日(土) 2:00~4:00

会場 日本近代文学館 ホール
定員 80名
受講券

2100円(会員1900円、学生1600円 )


江代充 (詩人)

朗読作品

「ウーニオー・ミスティカ」(抄) (『昇天 貝殻敷』書肆山田 1983 より )

「初めての読本」「冬ノ鳥屋」他一篇 (『隅角 ものかくひと』思潮社 2005 より)

1952 年静岡県生まれ。広島大学教育学部聾課程卒業。教員生活を送りながら詩作をつづける。78年第一詩集『公孫樹』刊行。95年『白Ⅴ字 セルの小径』で歴程新鋭賞、2000年『梢にて』で萩原朔太郎賞、03年静岡県文化奨励賞を受賞。01年に渡仏、オルレアン国立劇場などで自作を朗読す る。詩集に『昇天 貝殻敷』『みおのお舟』『隅角 ものかくひと』『江代充詩集』、散文集に『黒球』などがある。

岩城けい (作家)

朗読作品

『Masato』 (集英社 2015 )

1971 年大阪生まれ。大学卒業後、単身オーストラリアに渡り、就職。在豪22年。2013年『さようなら、オレンジ』で太宰治賞を受賞し、小説家としてデビュー する。2014年、同作で大江健三郎賞を受賞。2015年、第二作となる『Masato』を発表。自身の在豪経験を元に、異文化・異言語の社会で生きる 人々の葛藤や、その中で新たな自己を獲得していく姿を、繊細に、共感をもって描いている。

 


司会 小池昌代 (詩人・作家)

1959 年東京都生まれ。津田塾大学卒業。詩集に『もっとも官能的な部屋』(高見順賞)、『コルカタ』(萩原朔太郎賞)、小説に『感光生活』『タタド』(川端康成 文学賞)、『自虐蒲団』『厩橋』『たまもの』(泉鏡花賞)、編著に『通勤電車でよむ詩集』『おめでとう』、エッセイに『詩についての小さなスケッチ』など がある。池澤夏樹個人編集・日本文学全集02巻において「百人一首」の現代詩訳と解説を担当した。