日本近代文学資料の探索と処理

8月22日(火)~26日(土)
文学研究を志す人、文学関係の専門職を目指す人に向けた講座

 資料の声を聞く

 

講義の様子(所蔵資料を体感しながら研究法を学び、学芸員過程の単位にもできる)

講義の様子(所蔵資料を体感しながら研究法を学び、学芸員過程の単位にもできる)

近代文学の勉強法を知りたい人は必修!
第一線の講師たちによる贅沢な集中講義!
使用する資料はすべて本物です!

日本近代文学の研究、および各地の文学館・文学者の記念館の設立は近年ますます盛んになっていますが、その盛況に比して、基礎研究資料としての原稿・書簡などの肉筆資料や、初出誌紙・初版本類の研究とそれらの保存状態は、必ずしも充分とは言えません。
そこで当館では、将来、文学・文化分野の研究を志す方、文学館の運営に携わることを志す方、あるいは編集者、ジャーナリストなど文学館を利用する仕事を志望している方を対象に、実際に資料を扱いつつ、近代文学原資料の探索・利用とその処理・保存に関する演習を毎年8月下旬に開講しております。
近代文学と書物・文献を愛する方々の参加を期待しています。
なお本演習は、受講者(学部生・大学院生)が在籍する大学・大学院で認められた場合には、「日本近代文学」(2単位※)、「博物館実習」(2単位)等の単位とすることができます。

※これまで、学習院大学大学院、神戸女学院大学、埼玉大学大学院、成城大学大学院、日本女子大学大学院、梅光学院大学大学院、福岡女子大学大学院、佛教大学大学院、武蔵大学大学院・・・等で単位認定を受けています

第21回 文学館演習

日時 2017年8月22日(火)~26日(土)各日 午前10時~午後5時10分
場所 日本近代文学館 講堂
受講料 20,600円(当館維持会・文学館友の会(旧・館の会)会員は18,500円)
定員 40名


申込方法

(1)博物館実習としない方(先着順。2017年4月1日以降受付けます)
  1. 郵便番号・住所・氏名・電話番号 
  2. 職業(学生は大学または大学院名・学部・学科または専攻名・学年)を明記し 
  3. 受講料(現金書留または郵便小為替)

を同封の上「文学館演習」係宛にお送りください。
なお、日本近代文学等の単位とする方は、その単位名を明記してください。

(2)博物館実習とする方

2017年3月末日までに(必着)往復ハガキに「博物館実習希望」の旨と上記 ① ② を明記し、
お申込みください。
受入の可否は4月1日以降お知らせいたします。
申込み多数の場合は抽選とし、一大学(大学院含む)最大3名までとします。

 

※注意点※

単位として認定されているかどうかを、申込む前に必ず教務課・学芸員資格取得関連の事務室等にて確認してください。特に、博物館実習とする方は、必要な単位を既に修得しているかどうかを確かめてください。

※評価について※

実習ノート(博物館実習単位希望者のみ。演習終了後1週間以内に館に提出のこと)演習中の提出物(単位希望者共通。演習中あるいは演習終了後1週間以内に館に提出のこと)、演習後のレポート(単位希望者共通。9月20日頃〆切)・・・等により出し、10月初旬に各大学の教務課・実習室へ報告(郵送)しています。

 

講義内容 

 *2017年度募集要項・スケジュール表(PDF)

 *2017年度講義概要(PDF)

 *実際のプログラムでは講義・実習の順番が前後することがあります

([ ]=コマ数)

1 総論 [2]

  1. オリエンテーション / 事務局
  2. 近代文学館とは / 坂上弘(館理事長)
  3. 日本近代文学館の所蔵資料とその意義 / 中島国彦(早稲田大学名誉教授)

2 資料の収集と活用 [4]+実習[4]

  1. 資料を活用する研究法 「自筆資料(書簡・ノート)」 (講義・演習) / 安藤宏(東京大学教授)
  2. 資料を活用する研究法 「図書」 (講義・演習) / 東郷克美(早稲田大学名誉教授)
  3. 資料を活用する研究法 「雑誌」 (講義・演習) / 宗像和重(早稲田大学教授)
  4. 資料を活用する研究法 「新聞」 (講義・演習) / 日高昭二(神奈川大学名誉教授)
  5. 図書・雑誌の利用① (実習) / 事務局
  6. 図書・雑誌の利用② (実習) / 事務局
  7. 挿絵・写真資料の調査・保存 (実習) / 事務局
  8. 肉筆資料の解読 (実習) / 事務局

3 文学をめぐる問題 [2]

  1. 海外における日本文学の研究 (講義・演習) / 和田博文(東洋大学教授)
  2. 文学と大衆・女性 (講義・演習) / 宮内淳子(近代文学研究者)

4 文学の周辺(1) [2]

  1. 出版メディアの戦略・検閲 (講義・演習) / 紅野謙介(日本大学教授)
  2. 文学と映画 (講義・演習) / 十重田裕一(早稲田大学教授)

5 資料の保存・公開・展観  実習[2]

  1. 資料の保存・修理 (実習) / 事務局
  2. 資料の公開・展観 (実習) / 事務局

6 文学の周辺(2) [4]

  1. 文学と美術・音楽 (講義・演習) / 中島国彦(早稲田大学名誉教授)
  2. 書画と文学(講義・演習) / 池内輝雄(近代文学研究者)
  3. 日本近代文学館に対する要望 (質疑応答) / 中島、池内講師、事務局
  4. 草稿・注釈をめぐる問題 (講義) / 十川信介(学習院大学名誉教授)
  5. 反省会