近代文学の名作・昭和
2015年6月27日(土)~9月19日(土)
昭和元年から昭和30年前後の日本文学をご紹介します
開館時間 | 午前9:30~午後4:30(入館は4:00まで) |
観覧料 | 一般 100円 団体割引はありません |
休館日 | 日・月曜日、第4木曜日(7月23日、8月27日) |
日本近代文学館では春・秋2回の特別展の他に、主に複製資料から構成し、日本近代文学の代表的な作家や作品を通史的に紹介する通常展を年2回開催しています。
1926年、元号が「大正」から「昭和」にあらたまり、明治維新以来発展してきたわが国の近代社会は激動の時代を迎えることになりました。暗い戦争の時代から敗戦により価値観の大きな転換が迫られる中で、わが国の「文学」もまた時代の風を受けながら、新たな変化を遂げてゆきます。
通常展示「近代文学の名作・昭和」は、この日本近代文学の変革期である昭和文学の前半期(昭和元年から昭和30年前後まで)の文学運動や代表的な作家たちの功績を、当館所蔵の複製原稿・書簡、書籍・雑誌等で紹介するものです。
主な出品資料
<原稿・草稿(すべて複製)>
小林多喜二 「蟹工船」
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」「雨ニモマケズ」
大仏次郎 「赤穂浪士」
高見 順 「故旧忘れ得べき」
伊藤 整 「鳴海仙吉」
島崎藤村 「夜明け前」
中野重治 「梨の花」
大岡昇平 「俘虜記」
太宰 治 「人間失格」「グッド・バイ」「斜陽」
三島由紀夫 「春の雪」「鏡子の家」
谷崎潤一郎 「細雪」
川端康成 「眠れる美女」他