秋の文学教室 2023年11月22日(水)開催

終了いたしました。ご来場、誠にありがとうございました。

※下記の資料請求フォームよりご記入いただいた方には、2024年6月に次回開催のダイレクトメールを送付させていただきます。

資料請求フォーム

 

第58回 秋の文学教室〈文学者の日記を読む―記録と創作のはざま〉

作家はいかに日常を見つめ、綴ってきたのか。記録と創作が行きかう場としての日記を読み解きます。

会場風景(有楽町・よみうりホールは1,100 人収容の大きな講演会場です)

会場風景

※本年は会場の改修工事のため、例年の「夏の文学教室」を「秋の文学教室」とし、11月22日(水)1日のみ開催いたします。

会期: 2023年11月22日(水)
会場: 有楽町よみうりホール(ビックカメラ7F)(収容人数1,100名)
後援: 読売新聞社
協力: 小学館

 

開催時間

午後1時30分~6時15分(開場12時30分)

※開場時間、開演直前は混雑が予想されますので、分散入場にご協力下さい。

 

プログラム

1時間目
13:30~14:20
2時間目
14:35~15:25
3時間目
15:40~16:30
4時間目
16:45~18:15
斎藤美奈子
軍国少女の思索の記録―田辺聖子「戦中日記」を読む
町田康
このように流浪する訳は
川本三郎
文学作品としての「断腸亭日乗」
斎藤美奈子
町田康
川本三郎
司会:紅野謙介
記録と創作のはざま
11/22(水) 1時間目 13:30~14:20

斎藤美奈子(さいとう みなこ)
軍国少女の思索の記録―田辺聖子「戦中日記」を読む

1956年新潟市生まれ。文芸評論家。94年に『妊娠小説』でデビュー、2002年に『文章読本さん江』で第一回小林秀雄賞を受賞。近年の著書に『名作うしろ読み』シリーズ2冊のほか、『戦下のレシピ』『学校が教えないほんとうの政治の話』『文庫解説ワンダーランド』『日本の同時代小説』『中古典のすすめ』『挑発する少女小説』など。最新刊は『出世と恋愛 近代文学で読む男と女』(講談社現代新書)。「ちくま」(筑摩書房)に「世の中ラボ」、朝日新聞に「旅する文学」、東京新聞に「本音のコラム」、ほか各誌に書評などを連載中。
文学の枠を越え広く政治や社会をも語り続ける氏に、少女時代の田辺聖子が書きとめた戦時下の思索を辿っていただく。

11/22(水) 2時間目 14:35~15:25

町田康(まちだ こう)
このように流浪する訳は

1962年大阪府生まれ。作家。高校在学中から町田町蔵名義で歌手活動をはじめ、81年パンクバンド「INU」でレコードデビュー。82年『爆裂都市 BURST CITY』(石井聰亙監督)に出演するなど、俳優としても活躍。1996年に『くっすん大黒』で作家デビューし、同作は翌97年ドゥマゴ文学賞、野間文芸新人賞を受賞した。2000年には「きれぎれ」で芥川賞、05年『告白』で谷崎潤一郎賞、08年『宿屋めぐり』で野間文芸賞を受賞。近刊に『私の文学史 なぜ俺はこんな人間になったのか?』、『口訳 古事記』などがある。
氏が語る、種田山頭火『行乞記』『其中日記』の面白さとは。

11/22(水) 3時間目 15:40~16:30

川本三郎(かわもと さぶろう)
文学作品としての「断腸亭日乗」

1944年東京生まれ。東京大学卒業後、ジャーナリストを経て評論家に。文芸・映画・都市など、著書のテーマは多岐にわたり、トルーマン・カポーティなど米国文学の翻訳も数多く手掛ける。91年『大正幻影』でサントリー学芸賞、97年『荷風と東京「断腸亭日乗」私註』で読売文学賞(評論・伝記賞)、2003年『林芙美子の昭和』で毎日出版文化賞・桑原武夫学芸賞受賞。12年には『白秋望景』で伊藤整文学賞(評論部門)など受賞多数。
「波」(新潮社)にて「荷風の昭和」を連載中の氏が、「断腸亭日乗」の文学作品としての魅力を語る。

11/22(水) 4時間目 16:45~18:15

紅野謙介(こうの けんすけ)
〈座談会〉記録と創作のはざま

1956年東京都生まれ、元日本大学教授。著書に『書物の近代』『投機としての文学』『職業としての大学人』など。2009年『検閲と文学』でやまなし文学賞研究・評論部門受賞。近年の大学入試改革に関する著作に『国語教育の危機 大学入学共通テストと新学習指導要領』『国語教育 混迷する改革』が、また、近著に『ことばの教育 日本語で読み、書き、考える』がある。日本近代文学館理事として多くの展覧会や「日本近代文学大事典」増補改訂デジタル版制作を手掛けるほか、2022年度より「夏の文学教室」を担当。

 

受 講 料

全席指定 前売 2,500円《当日 3,000円》

会員割引もあります。詳しくは下記をご覧下さい。

 

 

申 込 方 法

1.ローソンチケット(Lコード:33461)(10月1日より販売開始)

https://l-tike.com/order/?gLcode=33461

2. 文学館に直接お申込の場合は、館内正面受付での販売の他、下記の2つの方法があります。

  • 現金書留(受講券代金)
  • 郵便振替(受講券代金)ご連絡いただければ指定の郵便振替用紙をお送りします。
    ※郵便振替用紙は郵便局にもあります。
    口座番号:00140-0-47730
    口座名:公益財団法人 日本近代文学館

氏名・住所・電話番号、希望枚数を忘れずにご記入ください。

館申し込み締切:10月31日(火)必着

※座席の指定はできません。
※チケット送料は文学館が負担致します。
※お申込み締め切りを過ぎてのお振込みは無効となります。

【会員割引での受講料】

■各日券…前売2,300円

※会員とは当館の「維持会」・ 「文学館友の会(旧・館の会)」会員の方をさします。
※会員割引は当館に直接お申込の場合にのみ有効です。

 

 

やむを得ない事情により、講師・プログラムが変更になる場合がございます。

ご来場前に本講演についての最新情報、詳細、注意事項を当ページにてご確認ください。

 

↓ チラシ・郵便振替用紙の送付をご希望の方はこちらからお申し込みください。 

 

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