「教室」と「文学」をつなぐ―日本近代文学館を橋渡しとして


終了しました。多くのご参加、まことにありがとうございました。

日本近代文学館では、2017年より夏季企画展「教室のなかの文学/教室のそとの文学」として、いままでに芥川龍之介「羅生門」(2017年)
中島敦「山月記」(2018年)、森鷗外「舞姫」(2019年)、夏目漱石「こころ」(2021年)をテーマとした展覧会を開催してきました。今年の夏は、
昨年新型コロナウィルス感染拡大の影響で開催期間の短かった「こころ」をテーマとした展覧会を、新たな資料を加えて、もう一度開催いたします。
夏季企画展と連携して開設した本セミナー「教室」と「文学」をつなぐは、教育現場で教えていらっしゃる先生方を対象としたセミナーで、毎年
好評をいただいております。先生方から寄せられた声にお応えし、下記2種類のセミナーを実施いたします。
なお本セミナーを会場参加にてお申込みの方は、当日に夏目漱石「こころ」とその時代を自由にご覧いただけます。ぜひご参加ください。
お申し込みをお待ちしております。



第1回 「総合的セミナー」 

① “教室”と“文学”をつなぐレクチャー(約60分
≪講師≫
    安藤 宏  /東京大学教授(当館専務理事・筑摩書房教科書編集委員)
    中島国彦 /早稲田大学名誉教授(当館理事長・明治書院教科書編集委員)

② “教室”と”文学”をどうつなぐか―講師を交えた意見交換会(約90分)

 

第2回 夏目漱石「こころ」セミナー  

① 夏目漱石「こころ」とその時代編集委員によるレクチャー(約60分
   ≪講師≫
    中島国彦 /早稲田大学名誉教授(当館理事長・明治書院教科書編集委員)

② 教室で夏目漱石をいかに教えるか講師を交えた意見交換会(約60分)