第99回 声のライブラリー
2019年11月9日(土) 赤坂真理氏・三国美千子氏 司会:小池昌代氏
2月、5月、9月、11月の第2土曜日に開催します。
毎回2人の文学者が自作をそれぞれ20分程度朗読しその後、司会者も加わって座談会をいたします。
定員80人と小規模な会場のため、間近に肉声を聞くことができ、なごやかで熱気ある会となっております。
会終了後はささやかなサイン会もあります。
なお、会の模様は石橋財団の援助により、ビデオに撮影し、貴重な視聴覚資料として長く保存しております。
第99回 声のライブラリー
朗読 | 赤坂真理氏、三国美千子氏 |
司会 | 小池昌代氏 |
日時 | 2019年11月9日(土) 2:00~4:00 |
会場 | 日本近代文学館 ホール |
定員 | 80名 |
受講券 | 2200円(会員2000円、学生1700円 ) |
【お申し込み方法】
お申し込みは、郵便振替をご利用ください。折り返し受講券をお送りいたします。
通信欄に「声のライブラリー」と明記の上、2,200円を下記口座にご送金ください。
口座記号番号:00140-0-47730
加入者名:公益財団法人 日本近代文学館
赤坂真理(作 家)
朗読作品
「スリーパーズ」(未刊行作品)
「愛と性と存在のはなし」 NHK出版 WEBマガジン(連載中)
東京生まれ。90 年、別件の面接に行ったところ、社長が発行するアート文芸雑誌「SALE2」の編集長にスカウトされ、編集長兼書き手に。95 年「起爆者」(「文藝」)で、小説家デビュー。『ヴァイブレータ』が共感を呼び映画化される(寺島しのぶ、大森南朋主演)、12 年、天皇の戦争責任をアメリカで問われる少女を描いた『東京プリズン』で毎日出版文化賞など三賞受賞。他に『ヴォイセズ/ヴァニーユ/太陽の涙』、批評と小説の境的作風の『愛と暴力の戦後とその後』など。近著は『箱の中の天皇』。NHK新書となる性愛論『愛と性と存在のはなし』を現在、存在をかけて連載中。https://www.nhk-book.co.jp/pr/magazine/rensai/akasaka/01.html
三国美千子(作 家)
朗読作品
『いかれころ』 新潮社 2019
1978年大阪府生まれ。近畿大学大学院文芸学研究科修了。18年、デビュー作の「いかれころ」で第50回新潮社新人賞を受賞。19年、同作で第32回三島由紀夫賞を受賞。その他、現在までに「もらったもの」(「群像」19年2月)、三島由紀夫賞受賞記念エッセイ「M博士 あなたの無垢 わたしの硝子瓶」(「新潮」19年7月)を発表。近著に『いかれころ』。
司会 小池昌代 (詩 人・作 家)
1959年東京都生まれ。津田塾大学卒業。詩集に『もっとも官能的な部屋』(高見順賞)、『コルカタ』(萩原朔太郎賞)、小説に『感光生活』、『タタド』(表題作で川端康成文学賞)、『自虐蒲団』、『厩橋』、『たまもの』(泉鏡花賞)、編著に『通勤電車でよむ詩集』、『おめでとう』、『恋愛詩集』など。他に、『ときめき 百人一首』など和歌と現代詩とをつなぐ試みも。近著に『赤牛と質量』、『幼年 水の町』、『影を歩く』、対談集『この名作がわからない』(小谷野敦と共著)。
都合により朗読作品などが変更になる場合があります。
終了後、サイン会をおこないます。